ワルツの今年バージョン
「Waltz 2006」が完成しました。
幼い頃からショパンのワルツ(ただし姉の練習している)をたくさん聴いたせいで、ワルツは私の音楽性の中に腰を据えている感じなのですが、その甘美なダンス音楽としてのワルツを「破壊」すべく、2000年から毎年一曲ずつ書いています。今年で7曲目。
ときにはワルツの原型をとどめていない激しいものも書きましたし、逆に極端に甘く流れるようなものも書きました。
さて、2006年のワルツ。
より自らの内面をえぐって音を掘り出しました。満足してます。
重い冒頭の三拍子から始まり、それらを昇華しようとピアノとチェロのソロが続き、しかしまた、重いエピローグへと続きます。
初演は8月21日(月)です。