行きつけのカフェ「ポールバセット」のオーナーであるポールバセット本人がオーストラリアから来日するということで、店員さんに何日の何時ころに店にいる可能性があるか聞きつけ、先日、その時間に行ってみました。
彼はいることはいたのですが、席で他のVIPのようなゲストと談笑中。スタッフに聞いてみたところ、夜まではバーには入らないのではないかとのこと。 それでは何のために忙しいスケジュール(?)の間に行ったか分からないので、直接ポール本人に交渉。 「私たちはこちらの常連で、あんたのエスプレッソを楽しみに来た」 と伝えると、あっさり気前よく笑顔でバーに入ってくれました。 既に入っていたほかのお客さんの注文をすべてこなしてから、妻のカプチーノと私のエスプレッソを淹れてくれました。 「どう?オーケー?」 と聞く彼のエスプレッソは、一言で言えば「きわめてリッチ」。こんな「粘るような」コクのあるエスプレッソは初体験でした。 いやぁ、満足満足。これを飲んでバリスタの道に進んだ人が何人もいたのがよく分かります。 さて、そんな私も影響を受けやすいので、本日さっそく、彼の味を目標に、うちのマシンで久々にエスプレッソを淹れてみました。 家庭用の中では美味いエスプレッソが落ちるうちのマシンではありますが、はたして、最高級のマシン(マルゾッコ)を使った世界バリスタ選手権チャンピオンの彼の味には近づけるのか? ちょっと無謀に思える挑戦です。 まずは第一のショット。 うーん、軽い。軽すぎる。 昔ならこのくらいの味でで満足していたのでしょうが、ポールの味を知ってしまった私には、もうだめです。 タンピングに気合を入れてもうワンショット。 今度は、ショットグラスとデミタスカップと、両方に落としてみました。ショットグラスのほうは、ちょっとだけリッチになりました。しかし、まだまだだめ。 そして、第3のショット。 今度は、豆の分量を少し増やし、水圧が均等にかかるようにタンピング後の豆の表面をできるだけ均等にしてみました。 するとどうでしょう。 オッケー!かなりポールの味に近くなりました。 ちょっと満足!! 昔取った杵柄。私のエスプレッソの腕は、まだまだ健在でした。自画自賛。あはは。
by eight2one
| 2007-08-06 14:02
| コーヒーと音楽
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